fc2ブログ

Entries

西光寺の「玄庭」   2006年5月

山口西光寺 此寺の名岩も折から祝して 花に近き宗切の岩もある世かな 露沾山口山 無相院 西光寺は室町初期の1429年に開山された臨済宗妙心寺派の古刹。嘉永3年(1850年)に焼失してからは、仮堂で仏事がなされていたが、今の本堂は大正2年に新築された。この本堂の前が「玄庭」という庭園で、高さ7~8メートル位で12本の枝が八方に伸びている「真如の松」と言われる庭木が目を奪う。この松は「無想無碍」という無心の世界を。ツゲは「夢」、サツキは「生」をあらわしているそうである。また江戸時代の版木で刷られた『大般若経』六百巻を蔵している。この経の第三六〇巻に真如・法界・法性・不虚妄性・不変異性・平等性・離生性・法定・法住・実際・虚空界・不思議界の12の理法が述べられているというから、作庭した和尚は松枝を12本とし、各々の枝に如法を掌らせ、先頭の「真如」を樹名としたのではなかろうか。内藤露沾の句にでる「宗切の岩」は、庭園奥の刈込んだサツキ上方にある古い経蔵裏手の歴代住職墓域にあると言う。
top2006-5_20071018225527.jpg
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ihojin.blog99.fc2.com/tb.php/17-19a7ed77

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する