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愛宕の火祭り  2009年10月

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 菅波の松明まつり 愛宕山
    伏しておろがむ 南無地蔵尊

 福島88箇所霊場の第53番礼所である東福院は、大永2年(1522)法印宥雲によって開山されたという愛宕山長谷寺と号する真言宗智山派薬王寺末の古刹で本村は延命地蔵尊。今は大国魂神社前の兜塚と反対に位置する6号バイパス東側にヤンチョウへ続く石段がみえる。それが東福院の山号でもある愛宕山。京都愛宕山から歓請した本地仏である勝軍地蔵尊を祀る愛宕神社への参道である。承和3年(836)以来官符を以て鎮護国家を祈る愛宕の信仰は、延喜式神名帳に阿多古神社、『三代実録』に愛当護神とみえる「火廼要鎮」の愛宕講で各地に広まり、神仏習合の進展に伴い盛隆をみた。やがて明治の廃仏講釈によって東福院は愛宕神社と分離はしたが、大国魂神社と愛宕の梵天祭りとも言われる火祭りは絶えることなく今に継がれ、毎年秋の彼岸前に行われている。夕方から始まる三匹獅子舞、棒術、じゃんがら念仏踊りが終わり愛宕山が夜陰に包まれると 七、八十本の丈五米ほどの大松明に点火され、赤々と天空を焦がす大松明の列はタイマー、タイマーとの雄叫びとともに東福院境内から愛宕神社へと登り、全山が火焔の渦となる。
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